海外セレブから学ぶ、こんなに違うアメリカと日本のペット事情

Life Style
家族の一員として、かわいいワンちゃんを迎えたいけど、どこで探したら良いのかな?

 

 

何やら、日本とアメリカではその考え方が、少し異なるようですよ。

 

「ワンちゃん、猫ちゃんをシェルター(保護施設)から引き取り、家族の一員として迎え入れる」

 

もはや当たり前になっているアメリカ。

 

実は、海外セレブ達だって同じなのです。

 

そんな海外セレブの動物を大切にする姿勢、ちょっと気になりませんか?

 

そこで今回は、

 

日本とアメリカの「ペット事情の違い」と、海外セレブの可愛いらしい保護犬たちを紹介しようと思います。

 

 

 

 

 

スポンサーリンク

こんなに違う アメリカと日本のペット事情

 

まずは、国も違えば考え方も違う、驚きのペット事情です。

 

 

アメリカ

 

  • 愛犬はアニマルシェルターから迎え入れるのが一般的
  • 家族の一員として人間と同じレベル
  • 室内で飼うのが基本
  • 子供を躾けるように責任をもつ。他人に迷惑をかけない精神
  • 旅行やレストランへ気軽に連れていかれる
  • アニマルポリスが動物虐待を厳しく取り締まる
  • ドックラン(犬が遊ぶことのできる公園)がいたるところにある

※ 州によって条例がまちまちなので、多少事情が違う場合もあり

 

日本

 

  • ペットショップからペットを迎え入れるという選択肢が、いまだにある
  • アニマルシェルター(動物保護施設)の存在が認められ始めた
  • 犬を外で飼う(冬の寒い日も外にいる犬を見かける!)
  • 躾けはするが、なぜかよく吠える
  • 犬同伴で行かれる場所・店が少ない(最近増えてきた)

 

このように、日本とアメリカのペットに対する位置付けが、だいぶ異なることがわかります。

 

近年、日本では保護施設からペットを迎え入れる方や保護施設の数自体も増えてきています。「保護犬カフェ」「猫カフェ」など、売り上げ金を保護施設に寄付する動きもあるので、将来に明るい兆しがありますね。

 

アメリカでは、アニマルポリスがいるので、動物虐待という位置付けが深刻に捉えられています。

 

また、カリフォルニア州では、2019年1月より州法律が大幅に変わり、州全域のペットショップからのペットの受け入れが禁止。業者の販売規制も始まりました。また悪徳ブリーダーを規制したりする法律も厳しく定められています。

 

※ アニマルポリス: 動物専門の警察官。通常の警察官と同じ権限を持ち、虐待を受けている動物を強制的に保護したり、虐待する飼い主を逮捕したりすることができます。

 

● アメリカの代表される動物保護団体2つ

Humane Society of the United States(米国動物保護協会)

ASPCA(米国動物虐待防止協会)

 

 

● 日本の代表的な動物保護団体

公財 日本動物愛護協会

 

 

 

スポンサーリンク

アメリカと日本における動物愛護に対する法律の違い

 

 

アメリカ

近年法律が変わり、動物虐待の罪がさらに重くなりました。

  • 2019年、PACT法によって、特定状況下での極度の動物虐待を国家規模で連邦当局が起訴できるようになった。
  • 有罪となった場合、多額の罰金、または最長7年の懲役刑、またはその両方を科される可能性がある。
  • 今までは州規模での取り締まりであったため、この度の法の改正は大きな進歩と言える。

 

※   PACT法: 動物虐待・拷問防止法案(Preventing Animal Cruel and Torture Act / PACT法)

 

 

日本

  • 故意にペットを傷つけてしまった場合、「器物損壊罪」 → 他人の「持ち物」を故意に壊した場合や使用できないほど汚してしまった場合、課せられる処罰。

 

えっ、ペットって「もの」と同じに扱われるの?!

※ 令和2年6月1日から改正「動物の愛護及び管理に関する法律」が施行されました。

 

参考までにリンクもご覧ください↓
環境省:令和元年6月に改正された動物愛護管理法に関する情報はこちら

 

動物の虐待等に対する罰則が強化されました

  • 愛護動物をみだりに殺した者は、5年以下の懲役又は500万円以下の罰金が科せられる。
  • 愛護動物を虐待又は遺棄した者は、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金が科せられる。

 

虐待等に関わる獣医師による通報が義務化されました

  • 獣医師は、動物を虐待していると思われる行為を見つけた場合は、速やかに都道府県やその他の関係機関に通報しなければならない。

 

 

 

 

このように国の定める法律からもわかる通り、

 

日本でのペットに対する考え方、ここ数年でやっと大きな課題として取り扱われ始めましたが、まだまだ「発展途上国」なのです。

 

とはいえ、それぞれの国で対応は違っていても、動物を大切に思う気持ちは同じだと感じます。

 

日本もこれから動物に対する法律が厳しく制定されてき、また国民の考え方も少しづつ変化していく、と予想されますが、

 

いま私たちができるのは、

 

「動物を大切にする気持ちをいつも忘れずに過ごすこと」ではないでしょうか。

 

 

シェルターから迎え入れた、海外セレブのワンちゃん達

 

あまりにも多くの海外セレブが、保護犬を迎え入れる近年。ここでは、ほんの一部を紹介します♪

 

 

ブラッドリー•クーパー(Bradley Cooper and Charlie)

Courtesy of Warner Bros. Pictures

彼の保護した愛犬、ラブラドゥードルのチャーリー(Charlie)は彼の映画にも出演し、一躍有名なムービースターに。写真は、「アリー/ スター誕生」A Star is Born のひとコマ。彼の隣にいるのは、映画の共演者、歌手のレティー•ガガ。彼の歴代の愛犬達は全てシェルターからの保護犬で自分の子供のように可愛がっているという。

 

 

 

ジョージ•クルーニー & アマル  (George Clooney & Amall)

Courtesy of San Gabriel Valley Humane Society

彼らの迎え入れたのは、4歳のバセットハウンドのミリー(Millie)。当時のサン・ガブリエルバレーの動物保護施設のホームページは一時パンク寸前。ローカル保護施設に突然の有名セレブが現れ、あたりは騒然。ジョージとアマルの家族になれたワンちゃんは何てラッキーなのでしょう。

 

 

 

ジェイク•ギレンホール (Jake Gyllenhaal & Atticus)

LA animal shelter

交通事故に巻き込まれた犬を救助したこともあるほど、動物愛護最強のジェイク。現在、合計何匹の犬がいるか不明だが、隣に寄り添ってビーチを散歩しているのは、ジャーマンシェパードのAtticus。

 

 

 

セレナ•ゴメス (Selena Gomez & Baylor)

Her instagram

元彼、ジャスティン•ビーバーと飼っていたBaylorを引き取り、今でも一緒に暮らすセレナの動物愛護精神に感動。なんと、Baylorは彼女にとって、6匹目のレスキュー犬だとか。また、このコロナ禍も、新しい家族を保護したとのこと。

 

 

 

マイリー•サイラス (Miley Cyrus)

Her instagram

マイリーはこれまでに、犬や猫、豚などの動物を保護してきている。彼女のSNSを通して、彼女のメッセージ性の強い勢力的な活動を知ることができる。動物実験に使われる犬を保護したりと色々なエピソードがある。あまりにも頻繁に動物を保護しているので、現在彼女の家族は計測不能。

 

 

 

ザック•エフロン (Zach Efron)

His instagram

ザックの愛犬、ピットブルのマカは、動物保護施設で安楽 死させられそうになったところを、間一髪で彼に助けられた。本当にラッキーなわんちゃん。

 

 

 

ジェニファー•アニストン (Jennifer Aniston & Lord Chesterfield)

Her instagram

彼女の新しい家族、ラブラドールレトリーバーの「チェスターフィールド」は、このコロナ禍に迎え入れた彼女への特別のギフト。ちなみに彼女は新大統領の支持者でもあり、バイデン氏の愛犬がホワイトハウスで過ごす初の保護犬になることに大喜びしていたとのこと。

 

 

 

アリアナ•グランデ  (Ariana Grande and Toulouse)

Her instagram

現在9匹の保護犬と1匹のブタと暮らすアリアナ。写真の犬はチワワとビーグルのミックス犬、トゥールーズ。徹底した動物愛好家として良く知られ、動物愛護を訴える熱心な活動から得た収益を、動物保護団体へ寄付。このような彼女の慈善活動は、メディア等の公な媒体には宣伝されていない。

 

 

 

まとめ

 

  • 日米の動物を大切にする心の置き方には開きがある
  • 日本はアメリカより数年遅れているが、近年、動物を保護しようとする動きに力をいれている
  • 日本は動物保護の法律はアメリカよりも緩い
  • 海外セレブの保護犬を迎え入れる姿勢は、アメリカ国民に多大な影響をあたえている

 

 

 

お留守番中のペットがどうしているか、心配になることはありませんか?体調は大丈夫かな、お腹はすかせていないかな…

  サイカメ【最安値保証のクラウド防犯カメラ】♪

 

 

 

いかがでしたか?

 

実際私も、現在の私の相棒(愛犬)をシェルターから引き取り、「本当に良かった」と動物に対する観念が180度変わってしまった一人です。

 

近年、海外セレブの私たちに発信するメッセージ、「シェルターで彼らの大切な家族を引き取り、動物愛護の大切さを伝える姿勢」は、私たちに大きな影響を与えていると思います。

 

SNSなどで彼らの発信するメッセージは、社会現象になるほど大きな力がありますよね。

 

そのようなことも手伝い、アメリカではますます、動物保護施設からのペットの迎え入れが盛んになって行くと思います。

 

 

高額で購入した血統書付きワンちゃんや猫ちゃんを、ブランド品のように自慢したいな、と思いながらペット探しをしている方、、

 

海外セレブの大切な家族、可愛いワンちゃんを見ていたら、考えが変わるかもしれませんね♪

 

 

犬・猫の病気・けが・しつけ・介護・食事などの悩みをみんなで解決しましょう!

ペットのお悩みはこちらで解決♪

 

 

犬好きなあなたに。良かったらこちらもどうぞ♪

今日のステキな言葉
今日の「心に響いた言葉」です。 癒され、励まされ、元気になる言葉を紹介します。 みなさまが笑顔になりますように♪

コメント

タイトルとURLをコピーしました